コツで覚える簡単鍵盤弾語り:第二回のコツとポイント

今回はどの鍵盤がどの音なのか?という話と
簡単に演奏が出来てしまうコツで弾くという体験を主なテーマとしてしてもらいました
第一回がガイダンス放送だった為、事実上の最初のレッスンでしたが
初回から、簡単な伴奏が出来てしまったという嬉しい声を聞くことが出来ました

それでは教室で行った主な内容をこのページにまとめました
次回までに、今回の内容を理解し、できるようにしておいてください


演奏する時の姿勢

変な姿勢での演奏は、腰や背中などが痛くなってしまうことがあるだけではなく
スムーズな演奏にも支障をきたす場合があります
意識して練習時から姿勢にこだわるようにしましょう

  


指番号

指番号というのは、どの音を何番の指で弾きなさいという
指示を出しやすくするためのもので、実際のピアノ教室でも使われますし
市販されているクラシックピアノの楽譜などにも指示が書き込まれている場合もあります

時折勘違いされるのは、例えば右手で「ド」の音を弾くときは
必ず1番の指を使わなくてはいけないんだと思われている場合があります
しかし、これはどこでどうすり込まれたのかは知りませんが
全く根拠のないでたらめです

ドの音を1番の指で弾かなくてはならない場合もありますが
必ず1番でなければならないという決まりはどこにもありません

  

左右とも、親指が1番、人差し指が2番・・・小指が5番です


鍵盤の位置の簡単な覚え方は黒い鍵盤(黒鍵)でみる

そこを基準に順番にドレミファソラシドと並んでいる

ドレミファソラシドをアルファベットに置き換えるとCDEFGABCになる


演奏のコツとポイント

☆コード譜のコードに書いてあるアルファベットが左手で弾く音(ベース)になる

根音(ルート)がコード譜に書かれているアルファベットになるので
そこを基準に白い鍵盤(白鍵)を一つ飛ばしで弾く(下図はCコードの場合)

コード譜に「C」と書かれていたら、左手でベースとしてCの音、つまり「ド」の音を弾き
右手では、Cの音、つまりドの音を基準に白鍵をひとつ飛ばしで上の図の様に弾く
使う指番号は135

コード譜に「Bdim」と書かれていたら、左手でベースとしてBの音、つまり「シ」の音を弾き
右手ではBの音、つまりシの音を基準に白鍵をひとつ飛ばしで上の図の様に弾く
第二回目のこの段階の教室では、コードについている「Bdim」の「dim」をはじめ「m」も無視すれば良い